子育てで大切にしたいこと

子育てで大切にしたいこと

こんにちは、花崎です!
子どもは皆んな一緒。可愛くて。大切な存在。
「HSC子育て」「非定型発達の子育て」と、難しく考えて対応を分ける必要はなく、
どの子にもプラスに生きる、優しい対応、というのがあると考えています。
そのうちの1つがアドラー心理学の考え方でもあるのですが。
今日は最近読んだ本や講習から、別の3つをご紹介しますね!
アドラー心理学の講座についてはホームページの「メニュー」からご検討くださいね!

私が最近読んだ本からご紹介します

開業した当初から、アメーバブログでHSC子育てについて思うことを書いてきました。
でも、読んでくれるのは繊細なHSPママであることが多いので、言葉を慎重に選び…
HSPママが読んだときに「落ち込み」や「誤解」に繋がらないかと考えて…

対話の中では誤解があっても解くことができるのだけれど、一方通行だとどう読み取り捉えてくれたのかも分からないし、万が一があってもフォローもできない。
その心配があって、文章に起こすとなると言いたいことをそのままにズバッと書くことはできませんでした。

そう、私が思っているようなことをズバッと指導してくれているのがこちらの本です。
『あなたのお子さん、このままでは大変なことになりますよ』/諸富祥彦

先週図書館で借りてきてはじめて読んだのですが、最近発行の本ではないようですが、
私が子どもを育ててきて、その結果を受けて考えたことと重なり、幼少期からの子育てで大切なことがわかりやすく詰まっています!
このような本を教材に、子育ての勉強会をするのもいいな、と思ったほどです。

HSPママが陥りやすいことがある

HSPママは、どうして子どもの言動のすべてに目が行き届いてしまうのか。
どうしてそんなに尽くしてしまうのか。
優しさを教え伝えてしまうのか。
そこにはHSPだからこそそうなってしまう…という、特性による仕方のない原理のようなものがあると思います!笑
だからこそ「そこに抗う」ためには、新たな知恵の習得が必要です。

そういう意味で、もう1冊、とても参考になる本をご紹介します。
『HSPさんがママになりまして』/上戸えりな

読んだときに、私も同じようなことがたくさんありまして、他のHSPさんもきっと同じようなことになっているだろうと想像しました。
だから偏った子育てをしないためには、ほんの少しのプラスの知恵が必要なんですよね。

最近の、こちらの講習からの学び

1/8、静岡県東部発達障害者支援センターASTA主催の、WEB講演を聞きました。
PCIT(親子相互交流療法)とCAREプログラム。
日常の場面ごとの対応方法や子どもとあたたかい関係を築くためのヒントが詰まっていました。

『PCIT&CAREプログラムから学ぶ 子育てのヒント』
~発達や行動に特徴のある子どもへの関わり方~
/日本PCIT研修センター所長・精神科医 加茂登志子先生

こちらは繊細なHSC子育てに行き詰まっているママにも教えてあげたい内容を含んでいます。
というのも、私を頼ってカウンセリングを受けてくれたママの中には、偏食の強い我が子、引っ込み思案で他の子との違いがありすぎる我が子がじれったく、叱ってしまう、イライラする、怒鳴ってしまう、という悩みに苦しんでいるママが何人もいたからです。

理屈で考えようとしても、うまくいかない。
同じこと(叱責)を繰り返してしまう、というお母さんもいました。
そのような場合には、こうしたプログラムに取り組むことで親子のコミュニケーションを学んだり、対応の成功体験を得てもらうことが、変化への近道かもしれません。

非定型発達+HSCさんの親御さんからのご相談もいただきます。思い描いていた子育てとの違いに、言うことを聞かない我が子への苛立ちに、困り果てているママたちもいらっしゃいました。
お話を伺っていると間違った行動にはきちんと叱らないといけないと、その方向で頑張っているお母さんがいらっしゃいます。「そこでは●●●と声をかけてあげると、きっと落ち着くよ」と私は思うのですが、お母さんには別の対応が受け入れられません。

カウンセリングの対話の中で、そのような別の対応を試してみていただけるように伝えていくことがあります。
今回の講演を聞いていたら、プログラムの内容は私のそれと似ていると感じました。
PCITのごく一部ですが⇒お子さんとお母さんとで部屋で遊んでもらう、お母さんの耳にはイヤホン、お母さんの現在の言葉かけを記録しながら、イヤホンに都度の適切な言葉かけを別室から指導者が伝える。お母さんにはそれを言ってもらう。そのようなトレーニングもあるようです。

こちらで勉強できたことも、子育てでは大切なことでした。
発達障害のお子さんだけでなく、他のお子さんにも有効な療法です。
このような知恵があるだけで、お子さんの困り行動の際にかける言葉を、適切に選べるようになりますね。

迷いは、どのママにだってありますよね!

ちなみに私の子どもたちも偏食が強かったり、片づけができなかったり、他のお子さんとは違う面が幼少期から多々ありましたけれど、こちらの療法で学ぶような言葉かけや対応、私はおおよそできていました。
それでも長年そうして育ててきましたけれど、反省点を持っていますし、子どもから当時の生の声を聞きながら、親との思いのズレも知り、もっとこうしたらよかったんじゃないか、みたいなものは持っています。

子育てで「完璧」なんてものは、無いですよね!
不登校とか、勉強が苦手とか、目に見えるものにより一喜一憂するのは、もったいない。
試行錯誤しながら、皆んな、できる範囲で明るく頑張っています。

うまくいかないこと、大変でツラいことなど、ぜひ皆んなで機会があれば語り合いましょうね。
私の講習会や講座でも、良い情報はお伝えしていきますので、お楽しみに!

子育てで大切にしたいこと…それは、親子の笑顔!!!