非定型発達ご家庭支援例 ②

非定型発達ご家庭支援例②

こんにちは、花崎です!
人口比20%くらい存在していると言われている非定型発達(発達障害グレーゾーン)。
皆んなが皆んな、すごく特性が強いわけでなく、思春期になるまで親が気づかないケースも多いです!

「何か不思議」「どこかおかしい」と感じる箇所を持ちながらも「しっかりしているところもあるもんね」と、その子のあるがままを受け止めながら温かく子育てしています。
「できないところ=まだ未熟なところ」と捉えて、いずれは成長するだろうと、じれったくも見守り、またはモヤモヤしながら子育てしていることもあります。
あまりに成長していかないと、イライラが募りますけれどね!笑

私はそんなお母さんたちに寄り添いたいと、そう思っています♡

ほんのちょっと、他の子と違う

たいていのことは、ちゃんとできる。
でも、ちょっと不器用。または、ちょっと頑な。ちょっと躓くことがある。
ちょっとおっちょこちょい。ちょっと忘れ物が多い。ちょっとだらしがない。ちょっと真面目すぎる。ちょっとのんびり屋。ちょっと人の言葉を鵜呑みにしやすい。

そんな「ちょっと」は、個人差の範疇。だから仕方がないとも思う。
でも我が子のことだと、目に入りすぎてモヤモヤしちゃう。
他の子たちとの違いに焦りや不安が生じてしまう。

それでもちゃんと成長しているんだけれどね。できることも増えていっています。

普通にできることもたくさんある

そう、ちゃんとできていることも多いんです。
だから…「できないこと」が際立って見えるのかな。
不思議だけど、できないことの方だけに注目しちゃうんですよね。気になります。

できないところも受容できたらステキ♪

同学年の子たちと比べちゃダメだと言われるけれど。それでもどうしても比べてしまう。
だってテストで出来が数値化される小中学校。順位を気にする塾、先生。
周囲のママたちも子ども同士の比較がすごいんだもの。話題になるんだもの。
どうしたって、心がそれに影響されてしまう…

教えても教えても伸びない、自然に学びとらないとき

非定型発達さんの特徴の1つとして、マルチタスクが苦手、1つのことにしか意識が向かない・集中できない、脳に短期記憶の部屋があるとしたらそこには1つの情報しか入らないような特徴を持つことがありますね。
だから成長が進むにつれて、ちょっと他の子たちとの違いが見えてくる…

教えたことしか、できない。そんな子もいるかもしれません。ある程度の年齢になったら、基礎の情報や経験から勝手に伸びていく「伸びしろ」があるだろうと期待してしまいますが、そういう「社会や集団から学んで自然に成長していく部分」が足りないように見えて、親としては心配が生じてくるかもしれませんね。

本来子どもなんて、家庭で母親が全部を全部教えなくたって、社会のなかで勝手に大きくなるんですけれどね。
ところが非定型発達さんは、一度教えたことが、次にはまたできない。毎度指示しないとできない、または嘘みたいに指示したことのみしかできない、なんてことがあるかもしれません。
そんな姿が見えると、歳相応ではないと考えて、ママは不満を抱いてしまうかもしれませんね。

お母さんの困りごと

感じるのは、ささいな愚痴、不満なんですよね。ちょっとこぼせば、また元気になれる!
だけど同じような経験を語り合える人が近くにはいなくて、気軽に小出しに愚痴る相手がいないんですよね。
本当は「洗濯機にまた今日もティッシュが入ってて!!」なんて、ちょっと呆れたエピソードを、ごく普通に笑って誰かに話せたら、それだけでママはスッキリ♪

不安を、ママ友には話せないからと小児科の医師や、学校の先生など、第三者に聞いてもらおうとしても、ちょっとタイミングがなかったり、短い時間の中で理解されなくて「そんなことないよ、考えすぎだよ」の一言で終わってしまうかもしれません。
そういうのも悩みに繋がっているお母さん、います。

親子関係がよいご家庭では、お子さんが、学校でのイライラを家庭に持ち帰り愚痴り続けるケースもありますね。
まったく自分の話をしない・弱音も吐かなければ愚痴も言わない子もいるんですが、その逆で、学校のことを話し始めたと思えば同じ話(愚痴)を、これでもかというくらいに、繰り返し繰り返し、くどくどと飽きることなく母親に言い続ける子もいます。
聞いてあげたほうがいいんだけれど、それを聞き続けるお母さんもストレスが溜まりますよね!

そんなお母さんが気持ちを楽にするために

子どもを生んで母になったのだから…って考えて、お母さんが子どもや家族の犠牲になる生き方ばかりを選択していたら、お母さんだって苦しい、ご自身が笑顔にはなれないのです。

お母さんが笑っている、そんな家が、家族の誰にとっても嬉しい場所。癒やしの場所。
安心安全な基地。

今、それができていないお母さん。ガマンしすぎているのかもしれません。
なにかを改善しましょう。
お父さんを子育てに巻き込む。相談相手にする。学校とつながる。語れる人をつくる、などなど。自分にとっての良い策を、探してみましょう。
溜まりに溜まった不安を、第三者に話すだけでも心がラクになるんですよ。

お母さんが笑えば家庭が明るくなる!

HSP虹色カフェでは、HSC子育て、非定型発達子育てを経験した花崎が、様々な子育ての悩みを持つお母さんの心に寄り添います。
私が子育て中には、寄り添ってくれる人が見つけられなくて、随所で苦労したものでした。
ちょっと愚痴をこぼせれば、またその過去は帳消しにして、気持ちを切替え笑顔で頑張れる!
そんな気持ちを持ったりした体験をしています。

それでも私には、非定型発達の子の子育てを、愚痴りあえる友人もいます。
互いに我が子の面白エピソードを語り合って、いつも爆笑し合っています!
それだけでいいんです。それだけで楽しくなれる。それだけで我が子が愛おしい。
お互い頑張ろうね、よし頑張ろうって気持ちになれる。

私はそういう経験をしてきているし、一人で考え込んでいた時期もあるので、一人で悩むことの辛さも知っています。
誰にも話せないでいる方は、ぜひ一度でもいいので、カウンセリングや講座を受けてみてほしいです。ぜひ小さなエピソードも教えてくださいね♪

いずれはお母さん同士が語り合う場を!

私が友人と、子どもエピソードを語り合っていたように、同じ境遇のママたちで語り合う場が持てたらいいな、と考えています。
コロナの感染者数も減ってきました。そのようなお誘いができるときがきましたら、またホームページでお知らせさせていただきますね!
皆んなで支え合って、困難は乗り越えましょう!