好転の変化は必ず訪れる♡

好転の変化は必ず訪れる♡

こんにちは、花崎です!
私は2人の子どもの母親で、子どもたちは2人とも順調とはいえない思春期を迎えましたので、
なかなかの経験をしています。
家族のプライバシー保護のため言えないことも多いのですが、でもやんわりと伝えるならば、

はたして…この子に回復の兆しはやってくるのだろうか…

数年はそう考えるほどの、色々がありました。
〈今だって、まだ色々ありますが…笑〉
体調不良、精神不安、もう一生このままなのではないか、そう思うほどに状況は深刻でした。
そんな花崎家のその後は?

私が起業したワケは

突如我が家にやってきた「不安定」。
子どもたちは順調に育っていると信じていて。
困りごともなく学校に通っている。
部活にも精を出している。
私は正社員に復帰し、順調で円満な日々と思っていました。

そんなときに、娘の学校欠席を知り、そこから体調不良を知り…

二次障害、心の状態は大変なことになっていて。
私はそれを誰かに話す気持ちにはなれなかった。
その姿を見ている苦しさは、一人で抱え込んで、「今できる最善」を常に考えて行動するしかなかった。
毎日が試行錯誤。情報収集。職場と家庭の往復。
夫への励まし。姉妹の子の心のケア。

忙しい中、医療関係者や、支援先をあたりました。良い情報も探しました。
何が起きているのかを探すために、本を読んだりブログを読んだり。
数年の間には、幾人かの専門家・支援団体を訪問したり電話をかけたりした時期も。
でも「ウチでは対象外」「支援できない」と断られ続けて、支援には繋がりませんでした。
難しいのですね。関わってくれる人が全く見つけられなかったんです。

親子で孤立。何か情報を持っている方を、知りたかった。
そのときに思いました。この(行動力のある)私がこれだけ探し動いても、娘を支援してくれる所が見つからないのだから、きっと同じような方がここ静岡には存在するはず…それならば、と自分で勉強をし始めました。

立ち上がるのもダルイ…

人には話せないことばかり

本人の承諾がないので何も話せないのだけれど。
それこそ、親から見たら、生きているのか、死んでいるのか。
そんな変わり果てた姿を毎日見ながら、この子は本当にまた良くなるときがくるのか、
社会復帰できるのか、普通の生活ができるようになるのか、ムリかな…などと考えたこともありました。

諦めの気持ちになることもありました。
もう回復は見込めないのではないかと。

諦めてはいけない

親が希望を持っていないと、子どもは希望を持てないかもしれません。
私がいつも家庭で落ち着きはらい、どんな時も微笑んでいて。
悪夢やフラッシュバックに苦しむ娘が泣いていようが、私は平常心。態度は変わらず。
そっと寄り添い続ける。
「お母さんがどんなときにも冷静で穏やかで、明るくいてくれたことが当時救いだった」と、子どもが今、話してくれています。
〈ママ支援は、そのような意味でも、していきたいと考えています〉

アメブロで書いたりもしているように、今我が家には、笑いの声がいっぱいです。
少しずつ身体が動くようにもなってきて。
家族で散歩や軽い運動にも行くのですが、少し筋肉量が増えたと言っていました。
昨日は駿府城にお花見にも行きました。

つくづく思うことは

思春期に学校へ行けなくなる子の多くに、心身の不調、不安の症状が出ています。
ですからこういった話は、稀なケースでは決してなく、話が外に出てこないだけで、
相当に多い事例なのです。
たぶん、同じ経験をされている方ならば、想像する部分、共感する部分を持っていただけるんじゃないかと思います。子どもが苦しんでいる表情を見ているツラさ。
子の将来を案ずるときに湧き上がる、心配。

それでも、家族がイライラしたり、ギスギスしたり、笑顔が消えたり、口をきかなくなったり…
よい環境が失われると、子どももしっかりと「療養」することができないのです。
〈うつ病をイメージしてね…〉
動けないときは動けない、笑えないときは笑えない、泣きたいときは泣くという、その自然な行為を隠そうとするしかなくなったりして、親に遠慮して心を休められないのです。
至らないと考え、自分を責めてしまうのです。

ツラい時に、ツラい表情や態度をとるのは当たり前。心にムリをせず、ありのままに。
そうして過ごせれば、だんだんに心も身体も癒やされていきます。
それでも時間がかかる子もいますよ。焦ってはいけません。
そうして日々を淡々と過ごすうちに、何とかエネルギーが溜まってきたときに、絶望感が消え、気力が湧いてくるのかもしれません。

転機は訪れると信じよう!

ポロッと、意欲を口にするタイミングがあります。そのチャンスを逃さず、とらえるのです。
私は先日、「運動またやってみたくなったな」と軽く言った娘の小さな呟きを逃さず、一日運動体験教室に申込みをしてあげました。
仕事を休んで、送迎もしました。全面的に支援したんです。

行って、大きな達成感と、温かいお年寄りたちに触れて交流してきて、何かを得たようです。
またやってみたいな、そんな言葉が出ました。
長いスパンで物事を見ると、ちゃんと回復してきているし、変化もあります。
つくづく思うのは、我が家のようにとんでもないことになった家庭でも、このように変化してくるということです。

日々、良いと思われることを、淡々とやりながら、笑顔の多い時間を過ごすしかないのです。
簡単に「不登校解決(再登校)」とか「即体調不良が治る」とか謳うところがありますが、そんな方法があるのならば、不登校はゼロになっているはずです。心の病気の治癒率も100%になるはず。

そういうご家庭への支援というのは、簡単ではありません。
すごい人がいて、またたく間に問題を解決してくれる…なんてことは無いのが現実です。
すぐに良くなった子の話や、すぐに学校に戻れた子の話など聞くこともあるかもしれませんが、我が子とは比べないようにするといいと思います。
それぞれのケースがあるのです。

私はもう何年も、これらのことについて学び続けています。
その中で、感じていることがあります。子への対応の基本へも、確信の知識を得ました。
このようなケースでは、このように対応していい、というような知識です。
私の感性で信じられる専門家の発信を拾い集めて、そのようなものを得ました。
「良い」と言われる関わり方というものがあります。
そのような基本を、講座や個別相談の中で一緒に勉強していけたらと考え活動しています。