繊細さんへのごあいさつ

繊細さんへのごあいさつ

こんにちは、花崎です!
ホームページの挨拶文を少し変更しました。
これまでは相談者様の対象が「繊細さんだけ」だと思える文章だったので、そうではないよってことを伝えるために、繊細さんに関する箇所を大幅に削除したのですが、繊細さんには伝えてみたい情報でもあるので、こちらに載せておきます。
よろしかったら読んでみてくださいね。

さて、私は自分で「内向型&HSP」だと思っています。
子どもの頃から、クラスでも大人しい子として存在してきました。
社会人になったって、消極的な大人しい人でした。真面目で控えめで、自分で言うのはおかしいですが「奥ゆかしく清楚な」といった生き方をしてきて、そう指摘されてもいました。

気の知れた友人らとは明るく元気よく付きあっていましたが、職場などの社会では声は小さくなりがちで、人前で自分を出すことが苦手で口数が少ない、そんな人物だったと思います。

現在は、集団での引っ込み思案だった子ども期とはガラリと変わり、お喋りで陽気なキャラになっています。個性でもある身体や心の特徴を温かく受けいれて上手につきあい、自信の無さからの対人関係の苦手も克服して、満足のいく安定した日々を過ごしています!

だけど、人前で話せなかったあの頃の自分のことも忘れてはいません。
話せない状態を、どうしようもなかったあの頃のことをしっかりと覚えています。

悩むHSC・HSPの皆さん、心が繊細だから生きづらさが生じるのではないのです。
内向型だから人づきあいが苦手とか、大人しくて…と決めつける必要はなくて。
対人関係のちょっとしたコツを知れば、人は誰でも変化することができますよ。
少しずつ経験を重ねて。基礎知識があると、変化も順調に進みます。
私と一緒に、その温かな人柄はそのままに、悩みの解消に努めてみませんか?笑

私は知見にプラスして専門家の情報を総合し、繊細さんの応援をしていきたいと思っています。繊細さんには苦手が多いですが、心の整え方の伝授、問題には対応策を一緒に考えていきましょう。
※HSC(Highly Sensitive Child/ハイリー センシティブ チャイルド)とは…生まれつき「非常に感受性が強く、人いちばい敏感で繊細な気質をもった子」のこと。HSP(大人)と同じで全人口の15~20%程度感受性レベルの高い子(人)を指します。

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私の娘は高校生のときに限界となり体調不良が出てきました。幼少期から心優しいHSCでしたが、まずは過敏性腸症候群になり、その後はうつ病・慢性疲労症候群のように動けなくなりました。アレキシサイミアといって、失感情症のようにもなりました。様々な出来事のなかで軽度(?)の発達特性にも気づきますが、病院では診断されません。

そうして、長い期間、大変困ることになったのです。
相談できる場所を探しました。訪問できる場所も探しました。専門家に相談もしました。
病院にも行きました。でも、うまく支援と繋がれていません。

この体験を経て、全国でも多くの同様ケースがあることを知りました。思春期以降発達特性による困りごとが見えてきたお子さんで、発達障害ではない、またはグレーゾーンと診断されるケースの不登校、心の病気の発症、身体の病気の発症、などなど。

ここでしっかりと押さえておきたい点は、非定型発達ですがHSCでもあるということです。
HSCだからこそ、本人も多くのことに悩んだのです。
HSCだけの特性ケースもあれば、HSCに発達特性凸凹も重なっているケース、HSCに心の病気が重なっているケースなど、色々なケースが存在します。
私はそのすべてをケアしたいと考えています。

もう1点知見から感じていることがあって、それは、お母さんがHSPだと、子育てが適切で、発達特性も影を潜めることがあるということなんです。
特性の凸凹は幼少期からあったとしても、お母さんが共感力の高い方だと専門家の療育のようなことが家庭でできていたりしますね。
そういうご家庭の不登校から見えてくる問題に関わるごとに、ここにも支援の手が必要であることを感じています。

「出張カウンセリング」で発達障害児家庭の支援を続けてこられた、行動分析学者・臨床心理士の奥田健次先生の言葉ですが。もう自分の力ではどうにもできなくて困り果て、最終的に専門家を頼ったときに「傾聴」だけで何か解決するのだろうかと。家に戻れば、元の大きな問題はそのままにそこにある。人は希望を持てなければ絶望し、無気力になる…と。
(参考図書:世界に1つだけの子育ての教科書:奥田健次著書 出版ダイヤモンド社より)

私が、その言葉と同じ体験をしています。ですから起業しようと思いたったのです。
私の場合は家庭のどんな状況にも心折れること無く突き進んできましたが、フラッシュバックや悪夢ほか様々な症状に苦しんで涙する我が子と毎日を過ごしながら右往左往しました。
二次障害や病気への知恵を得たいと専門家にカウンセリングを申し込んだり、迷いを臨床心理士に相談したりしましたが、傾聴のみでは状況は改善しませんでした。

開業3周年を迎え、今後はそのような子や人への関わり方や心の持ちようを伝えるための「積極的なカウンセリング」も行っていきたいと考えています。
もちろん相談者様のお話をよく聴かせていただいて、正しく情報共有をし、一緒になって丁寧に考えていきたいことには違いありません。でも他の機関で支援が進まず放り出されてしまった方が、またただの傾聴のみでガッカリされることのないように、私の知り得た情報をエビデンス(科学・医学的根拠)とともにお伝えしていきたいと思っています。
※その場合は傾聴ののちに話し合っていきますので、早くても2回目相談日以降とお考えくださいね

HSC・非定型発達(発達障害グレーゾーン・発達凸凹)の人・HSPへの、差別や叱責・人格否定を社会から減らしたい。できないところや違いを欠点と指摘されるようなことを防ぎたい。人間不信や無力感からの二次障害や心の病気を防ぎたい。皆んなの笑顔を増やしたい。そう願って、Instagram、Amebaブログでの情報発信や、個別対応のZoom講座などを行っています。
※非定型発達…脳の発達の仕方に偏りがあり、いろいろな生きづらさにつながる特徴を持っている人のこと。発達特性が、発達障害と診断されるほど強くなく、でも発達特性の見えない定型発達とも違う。その間であることから発達障害グレーゾーンともいわれます。社会の認知が進まず、当事者も周囲との接し方に悩みがち。各年齢で10~20%ほど存在すると推察されています。HSC・HSPに発達特性を併せ持っている人もいます。

私は独学で、繊細さについて、発達障害について、心の病気について、家族のケアについて、子育てや対人関係のこと、言葉かけや対応の仕方など、勉強し続けて6年目になります。
至らないこともあるかもしれませんが、カウンセリングでは私の失敗体験や知見をお話しすることもあります。
「わからない不安」を「わかった!」「これでいいんだ」に変えて、緊張や不安を緩和させていただけたら嬉しいです。

明るい繊細さん同士の繫がりも大切にしたいし(たまに交流会)、Zoomだけでなく対面でも楽しい講座などやっていきたい。
アドラー心理学をはじめとして、脳科学や心理学で言われていることを皆さんにも知っていただいて、人生を豊かにするための転換のキッカケにしていただければとも思っています。

心の病気を患って大変ツラい状況になっている方、資格を持たないので医療行為に抵触することはできませんが、心が潰れそうなときにはぜひご連絡ください。パニック症(予期不安も苦しいですね)、不安症、強迫症、睡眠障害や気分の沈み。困りごとを人にオープンにできないこと、理解者が少ないこと、心の孤立、膨らむ不安が一番苦しいですよね。対話で少しでも心配を小さくするお手伝いをさせていただければと思います。

* HSP虹色カフェは女性専門の心理相談所 *
実際に、どのようなご相談が多いと思いますか?
①繊細さんであることで生じているであろう対人関係の悩み(いじめパワハラ、家族関係など) 
②心の病気の症状による苦しさ(毎日の大きな不安、改善のなさ、人に理解されないこと)
③発達障害、または軽度の発達障害(非定型発達)による生きづらさ(他者からの攻撃など)
④就職の悩み(アメブロにも載せていますが私には32社もを見てきた職歴があるのです!)

上記による子育ての悩みをお母さんが相談されることも多いし、ご本人が相談に来られることも。そしてとても驚くことに、HSC・HSPは単なる話の糸口であり、真のお悩みは皆さんとても深く別のところにある。HSCとかHSPに関係のないご相談も多いですが、それも構いません。社交不安障害や、動けない、外出できない、働けないことのお悩み、多いです。家族関係や、職場の人間関係の悩みも。就活のことも遠慮せずご相談ください。誰にも相談できなくて困っていたとおっしゃり涙される方が多いですが、皆さん次回には明るく笑っていらっしゃいます!

秘密厳守いたします。
小さな悩みから大きなお悩みまで、愚痴や世間話だっていいし、コロナ不安、若者やお年寄りの一人暮らしの寂しさ、孫の面倒の見方、嫁姑問題など、どのような話題でも構いません、遠慮なくお声かけくださいね。
皆さんの心に虹を!