対人関係の苦手がつよい人へ

対人関係の苦手がつよい人へ

こんにちは、花崎です!
学校のクラス、部活といった集団。
子どもの学年のママ友たちの輪。
職場の人たち、ノリの違う人たち。


属している組織や人に、合わないな、と感じること、苦手、と感じること、あると思います。
そのなかでも、攻撃的な人がいる場合、威圧的な人がいる場合などがあれば、
どうしても楽しい気分になれない、その場から逃げ出したい、という心境になることも。


その組織、場所から逃げることができない状況では、心が苦しくて当たり前ですよね。
今日は「笑顔になるために」を最優先した対処法を、ひとつご提案します。
現実的かどうか、選択できるかどうかは、あなたが判断してみてくださいね。


学生のとき、私が友人として選ぶ(信頼する)基準は「誠実な人であるか否か」でした。
友だちとして私と交わっているときはいい顔をしているけれど、その場にいない人の悪口をすぐに言う。悪意を持って言う、人と人との関係を操作するような言い方をする、なんていう不誠実さを目の当たりにしたら、即座にその人は「警戒すべき人」と認識していました。


いま、そういう警戒してしまうような人がいるような空間にいる場合は、対人関係の苦手により、悩みが深くなっていたりもあるはずです。


学校がつらく不登校になっているお子さんに対しても、まずはそういう状況で頑張ってきたことに思いを巡らせてあげてほしいと思います。


不登校のお子さんに伝えるような気持ちで、私の意見を書いてみますね。


私が信用できると考えたのは「嘘をつかない人」でした。つまり誠実な人ってことかな。
礼儀正しい人も信頼できることが多いです。


さて、あなたが身近に信頼できる人、仲良くなれそうな友だちを見つけられないでいる場合のことを話しましょう。
私は、大人的な対応のできる「誠実な人」、裏表がないとか、物事を悲観的に捉えないとか、愚痴ばかりじゃないとか、威張らないとか、小さなことに腹を立てない、そういう人をどこかに探して、今はそういう大人っぽい子や人と交わることを大切にしてみたらどうかと思うのです。


私、ある子に言われました。そんなことできないよって。大人しい子は人を傷つけない子が多く、心が大人っぽい子かもしれない。でもクラスでカースト制的なものにより、威張る子たちからバカにされている。
その子たちと友だちになりに行くってことは、自分もバカにされるメンバーになるということ。ためらってしまうと。


そういうケースもあるんですね。
でも…そういう学校の現状があることも承知しながら、なお、言います。
心を痛めすぎて壊すぐらいなら、クラスでの居場所を作ることなんて優先しなくていい。
心にムリをしている人も多いはず。不登校だって私はいいと思ってる。
学校に行っていても、行っていなくても。
自分を追い詰めるような感情を持て余すようなところから脱してほしい。


友だちなんていなくてもいいと思えたら少しはラクになるかな。
友だち、できるときはできる。できないときはできない。抗わなくていいと考えたい。
できなくても、「警戒しちゃう人」と一緒にムリして笑って過ごし続けるよりはマシかも。
苦手な人に合わせ過ぎて気に入られて親友になったら、苦しいことが増えることもある。


「警戒しちゃう人」とは心の距離をとって、影響され過ぎないようにうまく付き合う方法もあるんだけど…。口頭では合わせておくけれど心までは合せない…っていうね。
それはちょっと高度な技術かも。いい対処法なんだけどね。


多くの人が、それは難しいって言う。ならば今は挑戦しなくてもいいと思う。


今は大人か、大人的な子と付き合うっていう方法もあるよ。
心が成熟した、人を嫌な思いにしない行動を取れる人と付き合う。
それは家族でもいいし、塾の先生でもいい。保健室の先生でもいいし、自分が「信頼できるな」と思える大人を、まずは話し相手にしてほしい。
ムリをして、気の合わない人と仲良くするよりもよほど、心が安定します。
ツラいときにはツラいと発して、怒りも誰かに吐き出すといい。
そして、そういうのを話しても大丈夫な大人と、今を乗り越えてほしい。


誠実で礼儀正しい人、怒らない人は、信頼できます。
まずは自分の感覚・インスピレーションも大切にしてみてくださいね。
大人への提案も同じ。
合わないと感じた人とは深く付き合わないという方法もありますよ。