可愛い非定形発達さん!

可愛い非定型発達さん!


こんにちは、花崎です!
非定型発達さんについては、もう、書ききれないほどの色んな感情を持っています。
一緒にいると、なにしろ可愛い。そう思いませんか?

(家族にいるものですから…)
(天然な人といると、笑顔が多くなって癒されるでしょう♪)


非定型発達さんとは

非定型発達さんとは、脳の発達の仕方に偏りがあって、得意と苦手の差(凸凹)があるとか言われていますが、苦手の出方には特徴があります。
皆てんでバラバラの現象(困りごと・苦手)が出るのではないのです。

うまく説明できないのですが、こんな感じです。
「インフルエンザ」なら「高熱や体の節々の痛み・咳や喉の痛みがでる」などと、セットになる病状があるでしょう。そして「足首が痛くなる」とか「背中がかゆくなる」なんて病状はまず聞かないでしょう。後の2つは、インフルエンザの症状ではないからです。

それと同じで発達特性の困りごとも、コレやコレが出る、こっちのコレやアレは発達特性とは違う、といった風なのです。困りごとは何でも発達特性ではないですから、ご注意を。

たとえば、わかりきったことを確認してくる

さて、脳の発達特性の特徴のなかの一つに、「先の見通しを立てることが苦手」ということがあります。
そんなとき、非定型発達さんの場合、どのような様子に映るでしょうか。
もちろん人生経験も、生活環境も、特性の質も千差万別、人それぞれ違うので、誰もがまったく同じようではないのですが一例を。

こんな現象になることがあります。
「質問によって乗り越える」

「そんなこと?」と思えるようなことにも心配して、先に確認しておきたくなって、いちいち質問してくることがあるかもしれません。「いちいち」と書いたのは、定型発達の人からしたら「くどくど」とも思えたり、「心配性すぎるなー」と思えたり不思議を覚えがちだからです。

「こういうときは、こういう風にしていいんだよね?」なんて会話、多いかもしれません。
さらには非定型発達さんの考えを聞いてみると、「えっ、そんなこと考えてたの? それはおかしいでしょ、突拍子もない意見」なんて思ってしまうかもしれません。

だけど非定型発達さんは、そうして質問することにより「わからない」ことへの対応を予習しておいたり、不安に対策を練ったり、思考や知識の修正を行ったりしている。
つねに健気に努力しているのです!

そうです、すごい努力家!

私たちは見習わなければいけません。
自分の困難に対応するための工夫を、誰に教わらなくても生み出して、実践して、
頑張り続けて、定型発達の多い社会に適応しようとしているのです。

そうした努力を、誰からも認められなくても。
やり続けている。
強い精神力でしょう。
尊敬しちゃいます。

というわけで、周囲の人にお願い。
真剣に聞いて、優しく接してください。
根気よく。
同じようなことを、いつも聞いてくるかもしれないけれど。
それでもあなたの存在が、彼らを救っています。

自信をつけて、ひと回り大きくなる!

自信をつけるためには、人から否定されたらダメなんです。
人から肯定してもらわないと。
笑顔で認めてもらって、ちゃんと交流や出来事に喜びを感じないと。

HSC・HSP・発達特性の困りごとがある人に共通しているのが、人と違うところを人から否定される経験が多くなっていること。
否定の言葉がなくても、笑顔のない返答だったり、呆れた表情だったりでも同じことです。
それによって、自信を失い、自尊心が低下して自己肯定感も低くなってしまっているんです。

少々のことでは怒らないHSCは、優しい表情を持っているだけで、人からはそのような対応をされやすくなります。結構、傷つけられています。

ですから皆さん、ご家族、彼らの良いところを「盛大に」言葉にしていきましょう!!
そして、ちょっとお茶目な非定型発達さんに笑わせてもらうだけじゃなく、相手のことも笑顔にしましょう!
人間関係って素敵。
双方がそう思えたら最高です。